『イップ・マン 葉問』 葉問2

その心と技はブルース・リーに受け継がれた。
誠と誇りを貫いた人、イップ・マン。伝説のスター、ブルース・リーのただひとりの師匠-。

 

『イップマン 序章』を観てから1ヶ月。
続編を観るのが楽しみで楽しみで、再生ボタンをぽちった時点で大満足!(笑)
この作品も本当に良かった!面白かったです☆

1作目よりもさらに『SPIRIT(スピリット)』に近付いた感じでした。
連杰作品との深い共通感があって、迷として親しみを感じまくったのと、
功夫好きにとって、ますますたまらない内容になっていました。

1作目はドラマ性が高く、格調高い映画でしたが、2作目はまさに本格カンフー映画。
しかし、カンフー映画として括ってしまうのもどうか。

カンフー映画というと、
分かりやすい大筋1本のストーリーで、勧善懲悪もので、武術の精神が説かれていて・・・な、
シンプル構成を思い浮かべますが、『イップマン 葉問』には沢山の人間ドラマがありました。

とても優れた素晴らしい映画でした☆

 

『イップ・マン 葉問』のストーリー

1950年、イギリス統治下にある香港。家族と共に佛山から移住して来たイップ・マン(ドニー・イェン)は、
詠春拳の武館を開き、貧しいながらも穏やかに暮らしていた。

ある日、弟子の1人が別流派の弟子とやり合ったことがきっかけとなり、互いの武館が険悪ムードになる。
相手は香港武術界を仕切る洪拳、師匠はホン(サモ・ハン・キンポー)。
ホンは『香港で武館を開きたいのなら、ここの掟に従え』とイップに告げる。

その掟とは、他流派の師匠たちの挑戦を受けること。
挑戦を受けたイップ・マンは圧倒的強さで次々と倒していき、最後に挑んできたホンとは
引き分けの結果に終わった。

最初は反目していたイップとホンだが、次第に心を通じ合わせ、
ホンが招待してくれたボクシング大会の観戦に、イップと弟子達は出かける。
そこでイップ達は、悲劇的な闘いを目にすることになる-。

 

『イップ・マン 葉問』の名場面ギャラリー

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こちらの画像はビッグサイズになっています☆

映画の名場面ギャラリーは別ページに用意しました。
大量にありますので、よかったらのんびりまったり覗いてみてください。

『イップ・マン 葉問』 映画名場面ギャラリーはコチラ

 

『イップ・マン 葉問』の感想

「イップ・マン 葉問」 葉問2

映画『葉問』が日本では『序章』で、『葉問2』が日本では『葉問』で、ややこしい。
という言葉をあちこちで見かけましたが、なるほどややこしいわ!
自分が感想記事を書く立場になってほんまや!と実感しまくっている最中でござる(笑)

『1作目の方が面白い』と、何人かの方から教えていただいてたので、
期待感6割ぐらいで観たのです。それが良かったのか大満足でした☆
というか葉問が好き、この映画が好きだ!
いい映画に出逢えたものでございます。来世でも観れるといいな。

1作目は神がかり的に秀逸で、2作目はコンパクトにまとまっている感がありまするが、
最初に書いた通り『カンフー映画』と括ってしまうには、でかい&大作映画。
カンフー映画の域を超えた、カンフー映画でした。
 

2作目でも相変わらず、ドニーさん演じるイップマンは電光石火。
彼の手の動きは尋常な速度ではございません。
ドニーさんを、『世界一連打&竹捌きが速い男』と認定してもいいのではありますまいか。

そして『序章』の感想にも書いたのですが、
ドニーさんは最小限の動きをギリギリの範囲でなさっていて、
彼の身体能力の高さに惚れ惚れしました。

「イップ・マン 葉問」 葉問2 「イップ・マン 葉問」 葉問2

まだ動かない、イップ師父。彼は光速の世界に住んでいる。
言うまでもなくこの後アルマゲドンが投下されます。

 

しかし、ドニーさんの速さについていける凄い男がいた!
それが洪拳のホン師父を演じるサモ・ハン・キンポー。
2人で光速猫パンチの応酬をしながら台の上をぐるぐる回る場面は、きっと笑い処ですね!
狙ってやっている場面でござろうよね!(噴いていいはずだ)

最初は、利権に肥えた嫌な奴っぽい感じで出て来たサモハンさんですが、
だんだん彼の置かれてる立場が明らかになって来たところで、
勇壮かつ男前な姿を見せられ・・なんとも胸が苦しい。

さすがというか当然というか、サモハンさんはとても演技力のある方で、
威風堂々としていたお姿と、悲劇のリング上でのお姿の違いが、辛い。
うつろな眼だったり、段々苦しみを増していく表情がリアルなのですよね。。

そして、リング上からイップマンの腕を掴んで止めたシーンでは、
どうしたことかめちゃめちゃ男前(美形)と化していて、困惑したでござるよ(・ω`・*)
嗚呼なんてこと!あろうことか男前!?(殴) ・・でも辛い・・・・嗚呼しかしなんでこんな男前!?な感じでござる。忙しいわ。
でもサモハンさんって、お顔は整っていらっしゃいまするよね。

「イップ・マン 葉問」 葉問2 「イップ・マン 葉問」 葉問2

威風堂々とした気品あるサモハンさん☆
サモハンさんのアクションは、どのカットを見ても表情がキマっていて、
素になる瞬間がない感じでした。
ベテラン俳優でもあり、製作側の意識が染みついている感じでしょうか☆

それにしても、サモハンさんの身軽さの秘密が知りたい(爆) 
彼のあの軽やかさとスピードは、世界七不思議の1つに加えもいいのではないか・・。
 
 

『イップ・マン 葉問』の見どころ

この映画の噴き処としまして、やはりあの御方のことを挙げておかねばなりますまい。
我が心の師、サイモン・ヤム氏でございます。
彼を見ること ・・今度はどんな変貌をぶちかましてくださっているのかを見ること・・ が、
この映画を見る楽しみのひとつでもありました。

『葉問2のサイモン氏は凄い』と聞いていたので、充分心構えして挑みました。
そして彼の登場シーン。

向こうから鶏肉を抱えて走ってくる姿、そしてアップになった瞬間・・
天照の防御壁は崩れ去りました。もう想定不能&防御壁の修復不可能!!

イップマン×ホン師匠のぐるぐる猫パンチ場面とは違い、
こちらは笑うような状況ではなく、哀しい話なのですが、
あまりに凄すぎるものを見せられると、人は噴いてしまうものなのでしょうか。

「イップ・マン 葉問」 任達華
この表情がどれ程凄いか。彼の人知越え級演技力の高さは、本編を観れば分かる!

『葉問2』の物語に、広がりと深みを加えているのは、
サイモン氏演じるチンチュンの存在でございます。
彼の存在が、この映画を『カンフー映画』の範囲から越えさせているように思います☆
 

次に、この映画の中の興奮処を挙げますと、
嗚呼しかしこの話を始めると記事が5ページ分ぐらいになりそうでござるので
己を抑えつつ超要約してお話しますれば・・・・・

イップマンと、各流派の師匠が台の上で対決するシーン。

対戦相手の中に、八卦掌の使い手が現れるのですが、
指先も動きもカメラのアングルも、『ザ・ワン』の連杰と同じ!

この場面は連杰迷なら咆哮します!きっと咆える!
何より八卦掌の神々しい美しさがたまりません。。

八卦掌の師匠を演じているのは、馮克安(フォン・ハックオン)さん。
そしてこの方の前に闘っていた師匠は、羅莽(ロー・モン)さん。
古い功夫映画ファンの人にとって興奮するキャスティングらしく、
なるほどこのお二人は映画の中で特別感があった気がしまするね☆
 
 

『イップ・マン 葉問』のスタッフ&キャスト

製作スタッフ

監 督 ウィルソン・イップ
アクション監督 サモ・ハン・キンポー
製 作 レイモンド・ウォン
脚 本 エドモンド・ウォン
撮 影 プーン・ハンサン
音 楽 川井憲次

出演キャスト

ドニー・イェン イップ・マン(葉問)
サモ・ハン・キンポー ホン師匠(李洪記)
サイモン・ヤム チョウ・チンチュン(周清泉)
ホァン・シャオミン ウォン・レオン(黄樑)
ダーレン・シャラヴィ ボクシング王者ツイスター
リン・ホン イップマンの妻、ウィンシン(永成)
ルイス・ファン カム・サンチャウ(金山找)
ケント・チェン フェーポー警官(肥波)
公式サイト 『イップ・マン 葉問』(葉問2)日本公式サイト
http://www.ip-man-movie.com/

『葉問2』映画公式サイト
http://www.ipman2-movie.com/

『イップ・マン 葉問』の予告編

こちらの記事によりますと、香港では4週連続No.1の大ヒット。
中国では2010年上半期の香港・中国映画興行収入第1位、
中国映画興行収入歴代トップ10にランクインしたそうです☆
(リンク先記事のいちばん下にあるイップマンの画像が大きくてきれいです♪)

イップマンの弟子役、レオンを演じたホァン・シャオミンさんも魅力的な方で、
目の強さと、はにかんだ笑顔が印象的でした。
それから連杰映画でお馴染みの、ケント・チェンさんも出演されています。

 
戦後、英国の統治下にあって、中国武術の誇りのために戦う男達の、
胸が熱くなる物語でございました。元甲先生のお姿と重なります。。

『イップ・マン』シリーズは、心ごと引き込まれるドラマがあり、
本格的武術映画でもあるという、本当に素晴らしい芸術的な作品でした。
とてもいい映画です☆
 

ひと言突っ込ませていただきますれば、
ボクシング王者と戦い終わった後、妻の元へ駆けていくイップマンの姿は、
クサくて恥ずかしかったでござる。いつの時代のメロドラマでござるか゚+.(*ノェノ)゚+

 
天照のつぶやき

「イップ・マン 葉問」 葉問2
イップ師父、すごいズボンですΣ( ゚Д゚) 上着?

瞬間的速度で動作中なのに、足先と顔があんなに近い。ガクブル。