『イップ・マン 序章』

その心と技はブルース・リーに受け継がれた。
ブルース・リーの師匠として知られる“詠春拳”の達人、イップ・マン(葉問)の壮絶人生-。

 
何人かの住人さまから勧めていただいた映画「イップ・マン 序章」を観ました☆
とってもいい映画でした!めちゃめちゃお気に入りになってしまって、
二度鑑賞しましたがまだまだ観たい!

いろんな点で連杰作品の「SPIRIT(霍元甲)」と共通するところがあったのも良かったです。
スピリットは老若男女が楽しめる映画、イップマンは大人向けでしょうか。
大好きな映画になりました☆


 

『イップ・マン 序章』のストーリー

1930年代、中国広東省佛山。 街の人々は豊かな生活を送り、武術家達は日々研鑽を積んでいた。
ある日、武術街と呼ばれるこの地で名を挙げようと、北方から道場荒らしがやって来る。
武術館の師匠達が次々と倒されていく中、人々は詠春拳の達人イップマン(ドニー・イェン)に助けを求める。イップマンはこともなく道場荒らしを倒し、街の人々から尊敬と感謝の念を持って称えられるのだった。

やがて日中戦争が勃発。佛山の街は日本軍に占拠される。
邸宅と財産を日本軍に没収されたイップマンは、妻と幼い息子を抱え、廃屋暮らしの貧窮生活を送ることになった。ようやく見つけた雇われ先で、日本兵との武術試合が行われ、圧倒的な強さを見せたイップマンは、日本軍の将校三浦(池内博之)に目をかけられる。

三浦は「日本兵に中国武術を教える教官」としてイップマンを欲しがり、
イップマンはこれを拒否するのだが・・・。
 

『イップ・マン 序章』の名場面ギャラリー

『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演 『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演 『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演

『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演 『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演 『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演

こちらの画像はビッグサイズ、ハンサムなイップマンをチョイスです☆

映画の名場面ギャラリーは別ページに用意しました。
大量にありますので、よかったらのんびりまったり覗いてみてください。

『イップ・マン 序章』 映画名場面ギャラリーはコチラ

 

『イップ・マン 序章』の感想

『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演

ほんとにもう、大好きな映画になりました。

ドニーさん演じるイップマンが格好いい!そして美しい!
『詠春拳の開祖は女性だ』というセリフが出て来るのですが、そのこともあるのか、
実在のイップマンが穏やかな人だったということもあるのか、
ドニーさんの佇まい・仕草・身のこなしがとても優雅でエレガント。

以前雑誌で見たインドの宗教家の雰囲気とよく似ています。
道を究め、精神性が高まると、女性的な柔らかさや優雅さを醸すようになる・・という言葉が
書かれてあったのを、ドニーさんの身のこなしを見て思い出しました。
ふとした時、身体つきまでが女性的なエレガントさでした。

 
しかし、アクション場面ではドニー節炸裂!速い、とにかく速い!
連打がさっぱり見えません。音速・・いや、光速猫パンチと呼びたい。
寸止めの拳も速くて見えねぇです、イップ師父。
戦いの合間に寸止めが何発か入っていたみたいですが、何してるのか分からない(・ω`・*)
製作側もそう思ったのか、イップマンがちゃんと口で「突き」「突き、突き」と説明しながら打ってくれてた。爆
 
ドニーさんのアクションを見ていて、気付いたことが2つ。

連杰は相手の目を見ながらアクションしますが、ドニーさんは「見ない」のですね。
なんとなく顎~胸の辺りに目をやっていますが、見ていない。
無意識の領域にいるような、半眼的な目をしていらっしゃる。

『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演 『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演

 
もうひとつは、連杰は大きく動きますが(至宝オーラで大きく見えるのもある)、
ドニーさんは最小限の動きだけ。
例えば敵の拳を避けるときは、ギリギリ避けられる分だけ動く。
無駄な動き、無駄な距離はない。これは大変な集中力でござるね。

でも、もしかしたらこれは詠春拳の特徴なのでしょうか。
wikiの『葉問派詠春拳』のところに、「シンプルさと実用性を重んじるのが特徴」と書かれてありました。
ドニーさんの映画をあまり観たことがないので、普段の彼がどうなのか分からない。。
 

もうひとつおまけで、ドニーさんも戦闘中の指先が美しいことを発見です☆

『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演 『イップ・マン 序章』 ドニー・イェン主演

連杰とはまた少し趣きが異なる優雅さでござりますね☆

歌い手さんの男性も、歌唱中の指先が美しい人が多いなと思います。
氷室京介さんとか。彼はノって来ると、女性の手タレも顔負けの美しさになる。
もんたよしのりさんも美しいっス☆
 
 
ドニーさんのアクションの話に戻って、
強盗たちが暴れている工場へ助けに来たときの、イップマンの格好良さといったら!
もう泣きそうなぐらい格好良かった。あの場面でドニたんに堕ちるお姉たまはきっといる!

しかも、この場面ではイップマンが長竹を手にしましたのです。
ドニー・イェンが竹を手にしてしまった!もう終わり。終了です。
竹の長さより先には誰も近づけず、破滅的なアルマゲドンが炸裂し、電光石火で殲滅完了。
この場面は超お気に入りになりました☆

 

『イップ・マン 序章』のスタッフ&キャスト

製作スタッフ

監 督 ウィルソン・イップ
アクション監督 サモ・ハン・キンポー
製 作 レイモンド・ウォン
脚 本 エドモンド・ウォン
撮 影 オー・シンプイ
音 楽 川井憲次

出演キャスト

ドニー・イェン イップ・マン(葉問)
サイモン・ヤム チョウ・チンチュン(周清泉)
池内博之 三浦将校
リン・ホン イップマンの妻(張永成)
ゴードン・ラム リー・チウ(李釗)
ルイス・ファン カム・サンチャウ(金山找)

公式サイト

公式サイト
(中文・英文)
http://www.ipman-movie.com/

 
連杰映画「SPIRIT(霍元甲)」を思い出させる理由のひとつとして、
日本の俳優さんが武術家・ラスボスとして出演し、主人公と戦うことが挙げられます。
その武術家は高い精神性の持ち主、しかし側近がろくでもない人物という設定も同じ。

イップ・マンでは、池内博之さんが空手の達人の将校役として出演されています。
彼は軍服がよく似合いまするね☆
表情や佇まいも素晴らしくて、演技力の高い俳優さんがこの映画に出てくれたことを
嬉しく誇らしく思いました。

ただ、彼のアクションがどうも腰が伸びた感じといいますか・・。
いや、でも、世界的アクションスターの中に混じって、あれだけ動けたんだからよくやった!
と思ったら・・・なんと彼は柔道黒帯の実力の持ち主だとか。
えぇ?凄いじゃないのさ。アテにならんな天照(・ω`・*)

 
武術館の師匠たちのアクションも素晴らしく、戦闘シーンでは本物の動きが楽しめました。
特に、道場荒らしが来たとき、最初に戦ったおじさま。
めちゃめちゃにやられる役でしたが、動きが凄かった。あの人きっと凄い人。

そして、我が目を疑ったのがサイモン・ヤムさんでござる。
別人のようではござらんか、炎の天使たま!
演技達者っぷりに心服しつつ、でもやっぱりスーツ姿から放たれているオーラが只者じゃなかった(笑)
元モデルさん&大俳優さんだけありまするね♪
 

『イップ・マン 序章』予告編

 
第28回香港電影金像奨の最優秀映画賞をはじめ、
最優秀監督賞、最優秀主演俳優賞などなど、最優秀賞を総なめです。(wikiより)

音楽もとても素晴らしかった!音楽担当の川井憲次さんって有名な作曲家なのですね。
wikiの作品欄を見て驚きました。

日本軍の描かれ方が引っかかったのか、
日本では続編が先に公開されて、後に序章が公開されたそうですが、
そんなことは気にならない(観ているうちに忘れてしまう)いい映画でした。
いい映画も、よくない映画も、個人が選んで観られる機会があるといいですよね。

金庸小説で目にしていた「詠春拳」について知ることができて、
ドニーさんの芸術的に美しい動きと、洗練されたアクションの数々を見られて、
ストーリー展開は丁寧で、音楽もすばらしい。

大満足で惚れ込んでしまった映画でした☆
 

天照のつぶやき
この映画の中で格好良かった人物がもうひとり。
北方から来た道場荒らし達に強気なセリフを吐いた、料理屋台の爺ちゃんでござる。
「雑魚に勝った程度でつけあがるな。達人に挑戦してから言え」っぽいことを堂々と言い放った。爺ちゃん、強いな!
武術家を片っ端からなぎ倒していった集団に向かって、このセリフ。
しかも、武術館の師匠たちを「雑魚」扱いでござるよ。 爺ちゃん、何者よ(笑)